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【メルマガ】オオカミ復活論入門配信始まりました

メールマガジン配信始まりました。
第一回は1/8、第一~第三月曜日の配信です。1月は1/8、1/15の2回、2/5、2/12、2/19と続きます。

オオカミ復活論入門

誰でもわかるオオカミ復活を知るためのの理論、歴史、文化、思想

http://www.mag2.com/m/0001681617.html

配信予定は、今のところ以下のとおりです。

No.1 オオカミ再導入による復活のゴールはどこ?
No.2 大台ケ原はいかにして白骨樹林となったか
No.3 伊豆天城峠は沢が石で埋まっている
No.4 ブラタモリ青木ヶ原樹海編で語られなかったこと
No.5 オオカミはどこにいる?
No.6 オオカミは何を食べる?
No.7 オオカミが日本に戻ってきたら何を食べる?
No.8 オオカミは誰と暮らす?
No.9 オオカミのナワバリってなに?
No.10 オオカミの狩の能力
No.11 オオカミとイヌの姿かたちの違い
No.12 ニホンオオカミはいついなくなった?
No.13 オオカミが生態系の中に存在することはなぜ重要なのか
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
まだまだ続く

よろしくお願いいたします。

2018年2月18日 (日)

梶光一先生 トップダウン効果とボトムアップ効果の理解がまちがっていませんか?

 

梶光一東京農工大教授は、北海道大学出身で、北海道環境科学研究センターで活躍され、知床半島、北海道のエゾシカ管理から、現在は日本全体のシカ問題の解決を主導する立場にいる方です。

 

いわばシカ問題のスペシャリストなわけですが、この方はオオカミ再導入に関しては、私たちと正反対の立場をとっています。

  

生態学においては、食物連鎖のピラミッドの上位にある肉食獣の捕食圧が栄養カスケードを通じて下位の草食獣に与える影響をトップダウン効果、逆に最も下位にある植物の生産量が、その上位の草食獣を支配し、さらに最上位の肉食獣の頭数も左右する影響についてボトムアップ効果と言っています。

 

オオカミがシカの増加を抑制するという現象は、まさに「トップダウン効果」なのです。

  

 しかし、梶教授はこの考えに反対のようです。増えすぎたシカをオオカミは減らせない、とことあるごとに発言され、書かれています。

 

たとえば、20157月に札幌で開催されたIWMC2015(世界野生動物管理学術会議)では、立ち話ではありますが、こんな会話が交わされています。

 

http://nikkokekko.cocolog-nifty.com/wolf/2015/08/2015-4809.html

 

 

梶教授は「やっぱりオオカミはダメですよ」と一方的に持論を展開し始めました。・・ヲヲッ?(゚▽゚;)ノノ

 

 「有蹄類はやはりボトムアップですよ。なぜエゾオオカミが絶滅したと思いますか?大雪でエゾシカが大量死して、それで餌がなくなって牧場を襲って駆除されたんですよ」(はぁ、知ってます。ってか、その前に人間によるエゾシカ大乱獲があって、その影響が長く続いたと梶教授ご自身、ご自分の本でお書きになってますけど?)

*************************

「有蹄類はボトムアップ」ということは、植物の生産量がシカの頭数を決定している、ということになります。

 つまり植物がなくなればシカは自ずと減っていくということです。

 

でも、シカの食べ物は、草本木本なんでもありです。毒のある植物は食べませんが、消化できるもの、口の届くところにある植物ならほとんどのものを食べてしまいます。だからみんなが困っているのですね。

 

それにボトムアップでエサの量がシカの頭数を決定することが自然の摂理なのであれば、シカを捕獲する必要はない、ということになりませんか。

 

これは立ち話だったので、意を尽くせないところもあったかもしれません。言い間違いということもあるでしょうし、オオカミ派を前にちょっと口が滑ってしまったということもあるかもしれません。

でも、彼の著書にも同様のことが書かれているとしたらちょっと首をかしげてしまいます。

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2018年2月11日 (日)

狩猟、シャープシューティングはオオカミの代役が務まるのだろうか

【メルマガサンプル】オオカミ復活論入門

 

週一回書いていく作業がようやく軌道に乗ってきました。

 

だいぶ先の回用の話ですが、シャープシューティングを含む人間の狩猟とオオカミの違いについて書きました。考察として自分自身興味深かったので、これをメルマガサンプルとして公開したいと思います。

 

【メルマガ】オオカミ復活論入門

http://www.mag2.com/m/0001681617.html

■■◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇■■

 オオカミ復活論入門

 

オオカミと人間の狩猟、違いは何か

 

オオカミがいない日本、頂点捕食者の役割は人間がやらなきゃ、という人は多いが、、、、

  

2018年●月●●日

 

No.

 

■■◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇■■

 

 

今のシカの増加の全国的な広がりと生態系被害を考えると、必要な対策は広い面積でシカを万遍なく減らし、生息密度を減らし、植生への影響を極力軽くしていくような、なおかつ生物多様性を高める、あるいは維持するためにはニホンジカを根絶するのではなく適度な密度で、植生に攪乱を与えるようなものであることが望ましいと思われます。

 

たとえば知床半島のエゾシカ保護管理計画は生態系被害を抑えるために、1平方キロあたり5頭以下と目標値を設定しています。5頭を超えると森林植生に影響が出始めるからです。ここでは最終目標は植生の回復と生態系の再生におかれています。(「日本のシカ」)

 

また生物多様性を最大にするニホンジカの生息密度は1平方キロあたり3頭以下(須田2002)と言われています。したがって生態系被害を抑え、生物多様性を高めるためにはシカの生息密度は、1平方キロあたり5頭以下、できることなら3頭以下に抑えることが目標になります。

 

オオカミ生息地域では、オオカミが増えるとそのナワバリと緩衝地帯がシカの生息地をほとんどカバーするようになり、毎日のようにそのナワバリ内(平均200平方キロ=2万ヘクタール)を40キロ、50キロという長距離を走り回ってシカを追い、捕食で生息密度を減らし、たとえ減らなくてもシカを動かすことで植生への影響を緩和することができます。多すぎるシカを減らしていくには少し時間が必要ですが、上記の条件をだいたい満たすことができるでしょう。

 

人間の狩猟はそうではありません。だから人間にオオカミの代役は務まりません。その一言でこの問題は終了にしたいところですが、日本ではオオカミ不在のまま、狩猟またはシャープシューティング(SS)で生態系をコントロールしよう、できるはずだ、と主張する人たちが政策の中心にいるので、オオカミと人間のできることの違いをはっきりさせる必要があります。

 

人間は増えすぎた鹿を減らせるのでしょうか。生態系を救えるのでしょうか。


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2018年1月15日 (月)

高尾山にもシカが登場!

 

まだどこにも情報として出ていないので、警報の意味で

 

 

昨年夏に、五日市からバスに乗って、数馬周辺の山に登ってみた。山梨との県境の尾根で、大羽根山という。そこは登山道にシカの食害によるディアラインがくっきりとついている。シカ害がモザイク状に現れるような状況で、私の独断の推定生息密度は、およそ20/平方キロ。

その尾根を南東方向にたどっていくと、陣馬山に、さらに行くと高尾山に到達する。このシカ害はいずれ高尾山まで行くだろうな、と心配していた。

 

その後、11月に高尾山を歩きに行ったところ、蛇滝から登った北斜面、ケーブル駅のすぐ下あたりでにシカの食害らしき痕跡を見つけた。杉林の下層のアオキがほとんどなくなっているところが目に入ったのである。

 

Photo

高尾山にシカが来てしまった!と思った。

ビジターセンターで聞いてみたところ、こんなことを教えてくれた。

 

1111日に行われた高槻成紀さん(麻布大元教授)の講演(タイトル「高尾山のシカ」)後、ビジターセンター(つまり山頂)周辺を歩いているときにもオスジカの鳴き声が聞こえた。当然食痕も見つかった。

・高尾山の北側斜面にはもう多くなっている。

・陣馬山では既にシカの食痕がはっきりと確認できる。

・景信山周辺ではセンサーカメラに写っていた。

3年くらい前から急に増えた

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夏に某所で話をしたときに、「五日市のシカの様子から見ると、5年以内に高尾山まで来ますよ」と予言したつもりでいたのだが、甘かった。5年後ではなく、3年前に来ていたとは。

 

北側斜面は杉林が多く、林床はアオキが繁茂しているが、高槻さんの講演でも、「最初にアオキがなくなる」と話していたという。

まさにアオキがなくなっていた。

 

シカ対策はまだ立ち上がっていないどころか、シカが増え始めたことに気付いている人も少ない。都がやるのか市がやるのか、どうやって防ぐのか、柵を作るのか、どうするのだろう。

2017年12月 8日 (金)

FBオオカミと森の研究所(仮)

FACEBOOK

オオカミと森の研究所(仮)

https://www.facebook.com/welcomewolf

日本の森では、オオカミが絶滅した時に、生態系の最も重要な機能が失われました。100年後の今、その影響が顕著に見えるようになってきています。 生態系に欠かせないオオカミを復活させることは、森に守り神を取り戻す新しい自然保護の活動にほかなりません。

2017年9月30日 (土)

リ・ワイルディング【再野生化】を考える【講演&映画】

 

リ・ワイルディング【再野生化】を考える【講演&映画】

オランダ、イエローストーン、そして日本。再野生化とはなんだろう?

 

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「リ・ワイルディング」はオランダの首都アムステルダム近郊で、の再野生化された元干拓地の様子を記録したドキュメンタリー映画です。

干拓事業によってつくられた土地が、放置され、人が介入することなく10年が過ぎ、沼はやがて水草で覆われ湿地帯へと変化、おびただしい野鳥が集まり、鳥たちが整えた水際にキツネなどの小動物もやってきました。自然がみずからの論理(緯度、日光、降水量、地形、土壌など)にしたがって、元来の動植物相を回復してゆく過程を描いています。


一方アメリカのイエローストーン国立公園では1926年にオオカミを根絶して後、大型の草食獣であるエルクジカが増えすぎて、植生被害に始まる動植物の多様性低下などの生態系被害が大きくなったため、1995年に捕食者であるオオカミを再導入し、生態系の復元に成功しました。オオカミが導入されることによって、シカが食べつくした植生が回復し、回復した植物を食べる小動物も昆虫も蝶も鳥類も増え、川の魚にまで影響した現象が観察されました。

『オーストファールテルスプラッセン』自然保護区と日本の森林生態系の今の状態は、実は自然が回帰しつつあるという点、捕食者が不在という点でとよく似ています。

そしてイエローストーンのオオカミ再導入による生態系の復元は、日本の将来の姿として学ぶべき手本といえます。

その両方を見ることで、日本の野性動物問題を考えます。


   

【日時】

2017113

1600
【第一部】イエローストーンにオオカミが戻ってきたら自然が元に戻った!


イエローストーン公園公認ガイド 
スティーブ・ブラウンさん(日本語)

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1800
【第二部】「リ・ワイルディング」上映

  【あたらしい野生の地】

   http://rewilding.mejirofilms.com/

 

(どちらかだけの部分参加も可)

【入場料】

一部二部通し 二部のみ2000円(1ドリンク付き)

一部のみ 500円(1ドリンク付き)

 

【場所】

AMPcafe

 

東京都杉並区高円寺南4-30-1 カームステージ高円寺102

 

高円寺南口ロータリーのYonchome Cafe(1Fが花屋のビル)を左へ。

 坂を下り、公園の手前を右へ。 一つ目の交差点右側のコンクリートビル。

JR高円寺駅より徒歩2〜3分。

 

Amp

【申し込み】

オオカミと森の研究所   朝倉 裕

携帯:080-6778-9891

Email: wolfwars@outlook.jp

FAX042-403-5863

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2017年7月30日 (日)

オオカミは日本の森林を守ることができるか?

「日米独オオカミフォーラム2016」で来日されたシャノン・バーバマイヤ博士がインターナショナルウルフセンターの機関誌International Wolf Magazineに、日本のレポートを寄稿されました。

 

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A Look Beyond

 

という欄にありますが、HPに掲載されているのはさわりだけなので、全文を翻訳しました。

 

 

Shannon Barber-Meyer

 

シャノン・バーバーマイア (アメリカ)

 

 学術博士。イエローストーンや五大湖地方のオオカミによるシカ類の頭数調節を研究。合衆国地理調査研究所(USGS)研究員。

 

 

International Wolf Magazine

 

Summer 2017

 

http://www.wolf.org/wolf-info/wolf-magazine/summer-2017/

 

 

 

A Look Beyond

 

Can Wolves Help Save Japan’s Mountain Forests?
by Text and photos by Shannon Barber-Meyer

 

Japan is facing a major problem. The understories of its beautiful mountain forests are being killed by overabundant sika deer and wild boars. Even taller trees are suffering from bark stripping
and girdling by deer. Efforts to halt soil erosion on steep mountain slopes consist of concrete lattices and soil “dams” embedded into the mountainside. Fences are erected to keep deer out—but fences must be maintained, deer can jump fences, and fencing simply can’t be put everywhere it’s needed.

 

 

 

日本は大きな問題に直面している。美しい森林の下層植生が増えすぎたシカとイノシシによって殺されようとしている。高木でさえシカによる樹皮剥ぎで影響を受けているのである。

 

切り立った山の斜面からの土壌流出を止めるために格子状のコンクリートと砂防ダムが造られている。シカ入れないためにフェンスが建てられているが、フェンスは維持管理しなければならないし、シカはフェンスをジャンプしてしまう。それにフェンスが必要なところにどこでも建てるわけにはいかない。

 

正規のハンターになるには複雑な資格要件が必要なこともあり、ハンターの数は限定され、シカやイノシシの頭数を許容可能なレベルに抑えられずにいる。そして科学者は気候変動がこの問題を悪化させると指摘している。最近の降雪が少ないため、シカが今までなら通うことができなかった山岳地帯へ年間通じて通うことができるようになった。

 

オオカミはこうした死につつある日本の森林を救うことができるだろうか。

 

日本のオオカミは1905年までに、家畜を襲ったことが原因で人間が迫害し、懸賞金をかけて、また狂犬病やその他の病気が原因で絶滅した。ふたつの亜種がもともといたと認識されている。エゾオオカミは最北の島北海道に(この島はカムチャツカ半島に隣接している)、もう一つのニホンオオカミは本州と他の島で見つかっている。(朝鮮半島に隣接している)絶滅以来、オオカミ目撃の噂はあるけれども(おそらく野生のイヌだが)、アメリカ人動物学者が採集した標本によって本州で記録されたのが、日本で最後のオオカミである。

 

1990年代前半から、日本オオカミ協会(JWA)は農村地帯の生態系修復だけでなく、文化的にも重要な動物(オオカミは神話や民話に描かれ、多くの日本人にとって神聖な動物である)としてオオカミの日本への再導入を提案してきた。201610月、JWAは私と他に二人の人物を招聘し5都市で「日米独オオカミフォーラム2016」を開いた。私は、オオカミと獲物の関係に関して発表し、オオカミは獲物動物を減らす傾向があることが科学的に明らかになったと説明した。この効果は特に、オオカミが狩猟の対象とされず、人間が有蹄類を狩猟する(たとえばシカやムース)、そしてクマが存在する場合に起きる。

 

私が聞いた日本の森林に関する発表によれば、また三つの島(本州、四国、九州)を旅し、シカとイノシシの増えすぎによりダメージを受けた山を訪ね、また破壊の驚くべき速さを見て、私は確信するようになった。オオカミが役に立つ。

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2017年3月19日 (日)

ニホンジカ捕獲・環境省方針は倫理的に間違っていないか?

 

 

根室で3年ぶり駆除 追い込み猟で102頭 /北海道

 毎日新聞2017316日 地方版

http://mainichi.jp/articles/20170316/ddl/k01/040/199000c

 

  エゾシカの越冬地となっている根室市の落石岬で、3年ぶりに追い込み猟による駆

 除が行われた。2月19日と3月5日の計2回行われ、2日間で計102頭(うち雌

 49頭)を駆除した。・・・・・・・・・

 今年の駆除は、地元猟友会のハンターら延べ60人が参加。新たに購入した無線機

で連絡を取り合い、追い立て役の勢子(せこ)が海岸線にエゾシカを誘導し、高台に

陣取ったハンター20人が次々とエゾシカを仕留めた。【本間浩昭】

*********************************

 

上記の記事を見て、10年ほど前の伊豆を思い出した。

ニホンジカの増加に困った伊豆市が、猟友会に依頼して、追い込み柵を作り、100頭ほどを追い込み、一斉射撃を行ったことがあった。

射手は20人ほどだったが、柵に追い詰めたニホンジカを次々に射殺し続けて、およそ半分くらいまで減ったころ、誰からともなく銃の音がやみ、誰も撃たなくなってしまったという。

伊豆の猟師さんたちはそのころ、狩猟行為ではなく、ただひたすら殺し続けることに耐えられなかったのである。

このような駆除を非難するつもりはない。シカを減らすという目標達成のためにはあらゆる手段をとらなければならないのだから。

 

しかし、問題はその方針である。

今環境省の推計では、2012年に本州に約249万頭のニホンジカが生息し、約32万頭を捕獲している。

しかし増加が止まることはなく、さらに捕獲率を上げなければならないと、環境省は発表している。

都道府県の計画では、おおよそ推定頭数の1~3割を捕獲する目標を設定されていることが多いように思う。それを2倍にしなければならないとしたら、シカの生息数を10年後に半減させるためには、いま生息しているシカのおよそ5割を毎年人の手で殺していかなければならないことになる。

https://www.env.go.jp/press/files/jp/26914.pdf

 

そのごくごく一部をジビエとして消費し、「命をいただく」と言い訳したところで、これは倫理的に正しい方針だろうかという疑問をもたざるをえない。

今生きている動物の約半数を、毎年毎年、人間の手で殺さなければならない政策は、正しいのだろうか?倫理に反してはいないだろうか?

 

やはり、頂点捕食者であるオオカミを再導入し、食物連鎖の壊れた生態系を修復することで、生態系のバランスを回復し、シカやイノシシを漸減させていくのが理にかなった方法である。

 

人間が関与するのは、農地への進入を防ぐための狩猟だけでよい。

 

2016年10月 9日 (日)

日・米・独 オオカミフォーラム2016

今年も行います「日・米・独オオカミフォーラム」

昨年に引き続き、今年もオオカミとその復活に関する国民の理解を得るためにフォーラムを行います。今年の重点地域は西日本。徳島(10/22)、福岡県添田(10/23)、広島(10/24)、京都(10/25)、横浜(10/27)の5都市です。


ゲストの専門家は米独から4名が来日します!(通訳付き)
参加費無料!多くの方ご参加をお願い致します!

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【日時&会場】

10月22日[土] 開演13:30-16:30

〔徳島〕ふれあい健康館(パネル展示あり)
徳島県徳島市沖浜東2丁目16番地〈地図〉
徳島市営バス「ふれあい健康館ゆき」松林直行
〈お問合せ〉佐伯雅子(JWA四国支部:TEL090-6282-9550)

10月23日[日] 開演14:30-16:30

〔福岡〕添田町民会館(パネル展示あり)
福岡県田川郡添田町大字添田517-1〈地図〉
添田駅から徒歩9分
〈お問合せ〉武貞誉裕(JWA九州支部:TEL090-2965-8081)

10月24日[月] 開演17:30-20:30

〔広島〕鈴峯女子短期大学 会議室(パネル展示あり)
広島県広島市西区井口4丁目6-18〈地図〉
広電宮島線修大付属鈴峯前下車北へ徒歩3分 山陽線五日市駅下車東へ徒歩15分
〈お問合せ〉新田由美子(JWA中国支部:TEL082-278-1130)

10月25日[火] 開演18:15-21:00

〔京都〕キャンパスプラザ京都 4F第三講義室
京都府京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939〈地図〉
京都駅烏丸中央口出て左へ徒歩5分
〈お問合せ〉物部礎(JWA近畿支部:TEL090-5057-1187)

10月27日[木] 開演13:30-16:30

〔横浜〕神奈川県民ホール 大会議室6F(パネル展示あり)
神奈川県横浜市中区山下町3-1〈地図〉
みなとみらい線日本大通り駅3番出口より徒歩8分
〈お問合せ〉白木登(JWA神奈川県支部:TEL080-5408-9775)
写真などのパネル展示は、11:00-13:30[隣接小会議室]

【後援】
ドイツ連邦共和国大使館、公財)日本生態系協会、伊豆ユネスコクラブ、NPO法人神奈川県自然保護協会、アカザを守る会、市民活動連盟キーストーンちば、NPO法人四季の森里山研究会、公社)徳島県労働者福祉協議会、公財)徳島県勤労者福祉ネットワーク、徳島新聞社、朝日新聞徳島総局、毎日新聞徳島支局、読売新聞徳島支局、高知新聞社、
RKC高知放送、愛媛新聞社、コープ自然派しこく、四国放送株式会社、添田町教育委員会

※1、大任町教育委員会※1、川崎町教育委員会※1、日田市教育委員会※1、北九州市教育委員会※1、田川市教育委員会※1、みやこ町※1、添田町※1、香春町※1、赤村※1、横須賀市教育委員会※2
※1 福岡フォーラムのみの後援になります。
※2 横浜フォーラムのみの後援になります。

【主催】
一般社団法人日本オオカミ協会

2016年7月17日 (日)

オオカミ再導入とマングースの失敗【再々】

「オオカミ再導入なんてバカなことを言ってはいけない。沖縄や奄美のマングース導入がどんなことになったのか知らないのか」

というようなことは、以前から言われていた。最近はなかったので沈静化したかと思っていたら、またちょっと出始めた。

この「オオカミ再導入」論議に新規に参入する人たちが再燃させるようだ。

新規に参戦する反対派の方たちは、この記事を読んでから来てほしいものだ。


オオカミ導入はマングース導入と同じ?①

http://blogs.yahoo.co.jp/pondwolf39/36556579.html

オオカミ導入はマングース導入と同じ?②

http://blogs.yahoo.co.jp/pondwolf39/36556602.html

オオカミ導入はマングース導入と同じ?③

http://blogs.yahoo.co.jp/pondwolf39/36556630.html

オオカミ導入はマングース導入と同じ?④

http://blogs.yahoo.co.jp/pondwolf39/36556649.html

オオカミ導入はマングース導入と同じ?④

http://blogs.yahoo.co.jp/pondwolf39/36556665.html

2016年5月 7日 (土)

長野県のニホンジカ管理計画~~~これで減るの?!

3月に、長野県のニホンジカ管理の新たな計画が発表されました。

長野県第二種特定鳥獣管理計画(第4期ニホンジカ管理)

http://www.pref.nagano.lg.jp/yasei/dai4kisikakeikaku.html

 

長野県は下記のような地域に分けて管理しようとしています。

 

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そのうちサンプルとして八ヶ岳ユニットだけかいつまんで考えてみたいと思います。

各ユニットの推定生得頭数は糞粒法による調査では

Photo_2

こうなっています。

八ヶ岳では、79,611177,585頭、中央値で128,598頭です。

これに対して、捕獲スケジュールでは、

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です。

年間24,000頭の捕獲を続けていくと、中央値128,598頭のシカが5年後に34,00076,000頭に減るのだそうです。

・・・・・

私には、この捕獲頭数で半減するという計算式は、見当がつきません。

本当にこの計画でニホンジカは減るのでしょうか。

仮に中央値128,598頭を採用して、その頭数が正しいとします。

おおよその年間増加率は20%と言われていますから、24,000頭は確実に増えます24,000頭の捕獲では、増加分を減らすだけです。

メスが14,400頭と多くなっていますので、出生率が減るという計算をしているのでしょう。しかし、雄雌の比が50%であれば少し出生は抑えられることになりますが、60%が雌だったら出生率の減少にもなりません。

 

この計画で本当に減るのでしょうか?



環境省だって言っているではありませんか。

いまの2倍以上獲らなければニホンジカの生息数は減らないって!

いま、獲らなければならない理由」
 

http://www.env.go.jp/press/files/jp/27241.pdf


«オオカミ復活が必要な理由?オオカミは生態系の扇のカナメだから!