生き物はなぜ食べ続けるのか
中央公論6月号の特集『「食」の危機があなたを襲う』を読んだ。その中で、分子生物学を専門にしている福岡伸一さん(青山学院大学教授)が「生物にとって食べるとはどういうことなのか」というテーマで書かれている。面白い内容だったので、書いておきたい。
その中で、福岡教授は「食べ物をカロリーとだけ捉えると『食べる』という行為の非常に大事な側面を見失ってしまうことになる」と注意を促している。
どういうことか。
「食べ物は『カロリー』『エネルギー源』というだけではなく、分子レベルで見れば、食べものの分子は体のあらゆる場所に散って行き、もともとその場所にあった分子と置き換わるのである。」
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