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2012年5月18日 (金)

ミネソタのオオカミ④~1990年代以降着実に増加・地域拡大

アメリカ合衆国のオオカミ復活計画(1992年)は、ミネソタ五大湖西部地域の一部に12511400頭のオオカミを回復したことを確認した。



ミネソタのオオカミ生息数情報

 ミネソタDNRは、組織的なオオカミ調査を1978年以来、10年あるいは5年の間隔で行ってきた。

 その結果、下の分布地図に示したように、1978年以来、オオカミの生息数と分布地域を広げてきている。

【赤】1978~79年調査結果

【緑】1988~89年調査結果

【青】1998~99年調査結果

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1990年代

      

1990年代を通じて、様々な観察や報告等はすべて、オオカミが分布を拡大し頭数を増やしていることを示していた。ミネソタ州自然資源局(DNR)は1994年にミネソタには2000~2200頭のオオカミが生息すると推定した。


1997~98年の冬の調査では1988~89年の調査と同様の調査をさらに広げ、2450のオオカミがおおよそ33,970平方マイル(8万7000平方キロ?)の範囲に広がっていると推計した。

【目標頭数】 ミネソタオオカミ管理計画は(2001年)は、州全体の最低限の頭数目標を1600頭と確認している。頭数目標の上限は存在しない。また州全体でオオカミの生息に適した場所であればオオカミの生存は許容される。

 

2007~2008年


ミネソタ州で追跡されているオオカミパックの平均的なナワバリ面積(104km2×1.37=142km2)【0.37は緩衝地帯の面積】から推定すると、ミネソタには503のオオカミのパックがいる。2003~04年より4%、1997~98年よりも26%多い。平均的なパックの頭数(~4.9)をかけ、単独オオカミが15%いると推定して計算すると、オオカミの頭数は2921頭、100km2の占有面積に対して平均4.1頭ということになる。

199820042008年の調査に基づくオオカミ生息数に1998年調査以来の重大な変化はない。


 20年間以上にわたり、オオカミ生息地域は増加したが、過去2回のオオカミ調査は、ミネソタの広域分布は1990年代半ば以降変化がなかったことを示す。

次の調査は201213年冬に行われる。



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5月13日のブログにnabuの記事翻訳を載せましたので、お暇な折にご覧ください。

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