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2012年10月17日 (水)

ジビエとオオカミ再導入は両立するか



ジビエ料理のイベントに出かけたら、参加されていた方から、「私はオオカミに反対です」と言われた。

その方はジビエを熱心に進めているらしい。
なぜジビエ推進、シカの頭数調整に貢献するためのジビエとオオカミ再導入が対立することになるのか、よくわからない。


オオカミの狩は選択的である。
オオカミはシカの群れを追いかけ追いかけ、弱い個体、若齢個体、病気やケガをしている個体を選択的にしとめる。
狩猟は非選択的、偶然に左右される。狩猟者の目の前に現れた個体を撃つ。
むしろ健康な個体を選んで、撃つ。トロフィーにする場合でも、食用を考える場合でも、大きな個体を選ぶ。



ジビエを否定もしない、目の敵にするわけでもない。


...
オオカミはシカを含む生態系の自然調節の役割を果たし、シカの群れを健康に保つ。
健康な個体はむしろ狩らずに、より容易い弱い個体を選ぶ。
一方ジビエのためには、おいしい肉を備えた健康な個体を狩猟で利用すればいいのである。



ジビエとオオカミ再導入は両立する。
狩猟は非選択的であり、オオカミは選択的狩をする。


オオカミは生態系の自然調節を。
ジビエは最高の肉を。


という役割分担をすればいいのだ。

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