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2013年1月12日 (土)

日本の生態系修復には【オオカミ再導入】が必要不可欠

私の友人が知床の猟師さんのエソシカ猟に同行し、貴重な体験をしてきた。

この猟師さんたちは、知床の管理捕獲の中心人物たちでもあるが、同行した彼女たちに率直に語っている。

「狩猟じゃシカは減らない」

http://hontabe.blog6.fc2.com/blog-entry-242.html

【ほんものの食べ物日記Ⅱ 猟師というお仕事】

 思うようにシカが減らないのは、つまるところ人間が食物連鎖の頂点にいる動物ではないからだ。

 シカが増えすぎる、増え続ける現状を改善するには、日本に元々いた頂点捕食者であるオオカミを復活させ、食物連鎖を復元することが必要不可欠である。

人間と違ってオオカミはエサ動物を捕食することがフルタイムの仕事なのだから。


 頂点捕食者が生態系の中でどのような重要な機能をもっているかを、日本の生態学者は語らない。

それでは、アメリカからの発信に頼るしかない。

http://nikkokekko.cocolog-nifty.com/wolf/2012/09/post-6d5a.html

【大型捕食動物の減少、地球の生態系を破壊 米研究】

カリフォルニア大のジェームス・エステス教授は

「食物連鎖の頂点が自然の生態系の構造、機能、多様性に多大な影響をもたらしていることを示している。こうした捕食動物は、食物連鎖のなかで機能することで最終的に人類を守っている。これは彼らだけの問題ではない。私たち自身の問題だ」

と啓発している。

日本でいえば、それがオオカミである。




ではオオカミは人間と共存できるのだろうか。

その答えは、オオカミを駆逐した100年後に復活し、10年経過したドイツからの報告を聞いていただきたい。

http://nikkokekko.cocolog-nifty.com/wolf/2012/05/post-57ac.html

連続シンポジウム西日本「「ドイツに見るオオカミとの共生」

講演の要旨は


1.
オオカミは広大な原生自然地域にしか棲めないのではなく、人間が日常的に生活しているごく当たり前の文化的環境(cultural landscape)(ヴェッセル氏は「里山」というニュアンスが近いかもと言っていた)でも十分に人間と共存することができる。


2.
健康なオオカミは、人間が間違った態度で接しなければ、人間に危害を加えることはなく、その臆病な性質ゆえにいつも人を避けている。


3.
オオカミの生息にとっては、シカやイノシシなどの野生餌が十分に生息し、オオカミが巣穴を堀り、子供を育てることができる、人間によるかく乱がないわずかな地域が存在すればよい。だからヨーロッパでも各地で生息している。


4.
家畜への危害は、護衛犬(ガーディングドッグ)、電気柵(高さ1.2m、イノシシ用のものと同じ)などの適当な防除方法を講じれば防ぐことができる。


5.
オオカミとの共存にとって大切なことは、自然などの環境条件というよりは、人々のオオカミに対する理解である。



日本の生態系から、日本人が取り除いてしまったため失われた頂点捕食者を復活させる「生態系の修復」は,、日本人の手で行わなければならない。

オオカミが国境を越えるだけで復活できたドイツと異なり、海を隔てられてしまった日本列島に、オオカミの自然復活はありえないためである。

そして、日本の生態系に「オオカミを復活」させることは、必要不可欠である。

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