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2013年5月14日 (火)

たとえばラウジッツと関東山地を比較してみるⅡ

環境省の広域的な取り組みで一つの地域として扱われるようになった関東山地ですが、いまどんなことが(もちろんシカに関して)おきているのか、というと、この鳥獣保護管理計画にもきちんと書かれています。

http://www.env.go.jp/nature/choju/effort/kanto-shika.pdf

(2)生態系への影響

シカの採食圧によって、森林内の下層植物が衰退し、急傾斜地では崩落が進んでいる。また、国立公園内の特別保護地区の主要な景観を形成してきたシラビソ、コメツガ等が、角とぎや樹皮剥ぎの影響で立ち枯れている。その結果、それらの植生に依存する動物相の棲み場所が失われるなど生物多様性の全体的な低下が危惧される。首都圏をはじめとする主要な都市の水源林としての機能への影響も懸念される。


(3)農林業被害

主に中山間地域の農地で被害が発生しており、関係市町村の公表されている近年の農業被害金額を集計すると約9千8百万円となっている。被害の対象地域は拡大傾向にあり、農家の生産意欲が低下し、耕作放棄にもつながっていることから、早急な対策が必要である。また、スギやヒノキ等の人工林では、角こすりや樹皮剥ぎ、植樹した幼齢木の枝葉食害等の林業被害が深刻な問題となっている。

この関東山地の中心部が秩父多摩国立公園、約13万haです。

その核心部のほんの入り口まで行ってきました。

これは正直言って、たいへんショッキングな画像です。3年前の天城峠、早川町の裏山の状況とそっくりそのまま、写真を二つ並べればどこの写真かわかりません。

Dscn0698_2

Dscn2998_2

 

Dscn0698

2013年5月11日奥多摩:日原周辺

Dscn0698_4

2010年5月山梨早川町慶雲閣裏手
















入り口がこうだということは、中心部も全部です。

現に、鳥獣保護管理計画がこう書いています。

シカの採食圧によって、森林内の下層植物が衰退し、急傾斜地では崩落が進んでいる。

Dscn2998

急傾斜地での崩落も進んでいます。

Dscn30032013年5月奥多摩日原周辺

左から崩れてきた土で歩道は埋まりそうになっていました。

Dscn1346

Dscn1383

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