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2013年10月30日 (水)

ルーマニアの「街のオオカミ」~ティミッシュの物語

ティミッシュというオオカミの名前、映像のなかに登場する。どんなオオカミなのか、是だけの映像ではわからなかったが、国際オオカミシンポジウム2013を記念して集められた研究者たちの印象に残ったオオカミの物語「wild wolves we have known」に、「ティミッシュの物語」が掲載されていた。そこで初めてわかったティミッシュの素顔。

http://www.youtube.com/watch?v=-WAEYEe0Sok&feature=autoplay&list=PLF4B06FEE19DBCABA&playnext=2


BBC: Mother Wolf Epic Journey to Feed Cubs


 1995年、たまたま捕まえて、発信機をつけたオオカミが大変なスターの卵だった。

 彼女は人口28万人の町の近郊に棲む。2000m級の山のティミッシュ渓谷にいるので、研究者に「ティミッシュ」と名づけられた。そこはブラショフという町の郊外だ。

 観測を始めた年に子どもが産まれ、巣穴を研究者が探し当てた。巣穴のある谷の入り口にはきこりが住み、、犬が2頭いたが、オオカミがすぐ裏にいることは何も気づいていなかった。24時間体制で追跡した。羊牧場が襲われている気配もないが、彼女は毎晩出かけていく。その行き先を追いかけていくと、彼女は街に入っていった。川を渡り、鉄道やトラックの行きかう国道を横切って着いたのは、町中のごみが集まるごみ捨ての山だった。彼女は残飯を食べているのだろうか。研究者が昼間、その山を調べると、そこには残飯を漁る犬、猫、ネズミがうじゃうじゃいたのだ。

 子育てで遠くに行けない期間、夏すぎまでは、ここで猟をしていた。帰り道は明るくなり、人々が仕事に出かけ、散歩に出る時間だが、誰もオオカミを気に留める人はいなかった。

 BBCが彼女を取材し、1995年に放映した。とたんに彼女は「街のオオカミ」としてスターになり、生態学者は誰もが彼女のことを知りたがった。日本を除いては。

 研究者(クリストフ・プロムバーガー)は、報告書にこう書いた。

「ティミッシュとその家族は、食べるものがあり人間がオオカミの存在を受け入れることができるなら、オオカミがほとんどどこでも生きられることを証明した」

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