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2016年3月17日 (木)

オオカミ復活が必要な理由?オオカミは生態系の扇のカナメだから!

今までは、自然を壊すのは人間だけだった。


 

たとえば・・・

●ブルドーザーが森を切り開き、コンクリートで固める=動物の生息地を壊し、植物をつぶしてしまう。



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●農薬を散布し、小さな動植物を殺し、生き物のつながりを壊してしまう。



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●毛皮のために野生動物を乱獲した。




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したがって、自然を守るためには、「人間の行動を規制」する必要があった。

 

 

でも、今は違う。人間が開発をやめても植生はなくなっていく。農薬散布をやめても小動物や昆虫、鳥類はいなくなっていく。乱獲をやめても獲物動物がいなくなって中間捕食者たちもいなくなっていく。自然の中から壊れていく。

 

なぜだろう。

増えすぎたシカが、植物を食べてしまうからだ。


シカが増え始めたのは、捕食者がいなくなったからだ。19世紀後半の野生動物の乱獲が行われた時期に、生態系の中で最も重要な役割をもつ動物を駆逐してしまったため、自然が暴走を始めているのが、「今」だ。




最も重要な動物。英語では「キーストーン種」という。


「キーストーン種って何?」




 

日本語から同じようなことを指す言葉を探せば、「扇のカナメ」だ。

扇の骨を束ねて止めている「カナメ」は、はずしてしまうと扇自体がバラバラになってしまう。

日本の自然界からオオカミを駆逐したのは、そういうことだったのだ。

 

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その時代からつい最近までは扇面に貼られた紙がまだ生き残っていたから、カナメはなくともなんとか形を保ってきたが、いよいよ猟師という扇面も穴があき、破れが目立ってきて、骨を支えていられなくなった。

 

 

 

それが今の日本の自然、だと思うが如何。

 

そして、そのポジションの野生動物を復活させなければならない。それがハイイロオオカミ。


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