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2017年9月30日 (土)

リ・ワイルディング【再野生化】を考える【講演&映画】

 

リ・ワイルディング【再野生化】を考える【講演&映画】

オランダ、イエローストーン、そして日本。再野生化とはなんだろう?

 

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「リ・ワイルディング」はオランダの首都アムステルダム近郊で、の再野生化された元干拓地の様子を記録したドキュメンタリー映画です。

干拓事業によってつくられた土地が、放置され、人が介入することなく10年が過ぎ、沼はやがて水草で覆われ湿地帯へと変化、おびただしい野鳥が集まり、鳥たちが整えた水際にキツネなどの小動物もやってきました。自然がみずからの論理(緯度、日光、降水量、地形、土壌など)にしたがって、元来の動植物相を回復してゆく過程を描いています。


一方アメリカのイエローストーン国立公園では1926年にオオカミを根絶して後、大型の草食獣であるエルクジカが増えすぎて、植生被害に始まる動植物の多様性低下などの生態系被害が大きくなったため、1995年に捕食者であるオオカミを再導入し、生態系の復元に成功しました。オオカミが導入されることによって、シカが食べつくした植生が回復し、回復した植物を食べる小動物も昆虫も蝶も鳥類も増え、川の魚にまで影響した現象が観察されました。

『オーストファールテルスプラッセン』自然保護区と日本の森林生態系の今の状態は、実は自然が回帰しつつあるという点、捕食者が不在という点でとよく似ています。

そしてイエローストーンのオオカミ再導入による生態系の復元は、日本の将来の姿として学ぶべき手本といえます。

その両方を見ることで、日本の野性動物問題を考えます。


   

【日時】

2017113

1600
【第一部】イエローストーンにオオカミが戻ってきたら自然が元に戻った!


イエローストーン公園公認ガイド 
スティーブ・ブラウンさん(日本語)

Carcass20explain2

 

1800
【第二部】「リ・ワイルディング」上映

  【あたらしい野生の地】

   http://rewilding.mejirofilms.com/

 

(どちらかだけの部分参加も可)

【入場料】

一部二部通し 二部のみ2000円(1ドリンク付き)

一部のみ 500円(1ドリンク付き)

 

【場所】

AMPcafe

 

東京都杉並区高円寺南4-30-1 カームステージ高円寺102

 

高円寺南口ロータリーのYonchome Cafe(1Fが花屋のビル)を左へ。

 坂を下り、公園の手前を右へ。 一つ目の交差点右側のコンクリートビル。

JR高円寺駅より徒歩2〜3分。

 

Amp

【申し込み】

オオカミと森の研究所   朝倉 裕

携帯:080-6778-9891

Email: wolfwars@outlook.jp

FAX042-403-5863

 

 

 

 

【イエローストーンの実験 オオカミの再導入】

 

21世紀前半における最も興味深い研究結果は、「栄養カスケード」の発見だろう。栄養カスケードとは、生態系を構成する生物が、食う食われるの関係(捕食被食関係)を通じて段階的に効果を及ぼす経路を表す用語である。

 

その典型的な例が、アメリカにあるイエローストーン国立公園で実際に起きたのだ。イエローストン国立公園周辺にはかつて多くのオオカミがいたが、1926年、野生のオオカミが殺されたという公式記録を最後に、完全に姿を消した。しかし、生態系回復の目的で1995年にカナダから連れてきたオオカミが再導入されると、実に興味深いことが起こった。だがこの地に再びオオカミが住み始めると、自然の景観は劇的な変化を遂げた。なんと川の形を変え、緑豊かな森をよみがえらせたのだ。この再導入は野生動物をめぐる「20世紀最大の実験」と呼ばれている。

 http://spotlight-media.jp/article/193275390987195519

 

 スティーブ・ブラウン(米)

 Steve Braun

 イエローストーン、グレイシャー国立公園のオオカミやシカ類など野生生物と自然生態系保全教育、エコツーリズムを専門.

 Yellowstone Adventure Inc.代表.

 http://www.national-park-tours.com/

 日本語堪能

 アメリカ、イエローストーン国立公園で公認ガイドとして活躍されているスティーブ・ブラウン氏は、もう25年にわたって、主に日本人観光客をガイドし、学生や社会人の環境教育を行ってきました。イエローストーンを訪れる前段階として日本国内での環境教育も手掛けています。

http://ygahiguma.p1.bindsite.jp/JPStaff.html

小さい頃より両親に連れられてモンタナ州で夏を過ごす。マイアミ大学では生物学、生態学、哲学科を卒業。交換留学生として日本へ。日本語、日本文化、日本史について学ぶ。その後、オハイオ州立大学院で日本語、日本文学の修士課程を勉強。モンタナ州立大学院では日本とアメリカ史、生態学、動物学科の修士課程を卒業。モンタナ州立大学では約7年間、イエローストーン生態学や日本史を教えた。イエローストーンを中心に、アラスカからカリフォルニアまで、多数の国立公園での自然教育プログラムを手がけ、会社設立以降、21年間で4万人以上の日本人観光客、学生を教育してきた。日本だけでなく世界中の人々に野生動物生態や大自然保護管理について教えている。

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