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2018年3月24日 (土)

失われた肉食獣を復活させることが景観を蘇らせるだろう

 

ニューヨークタイムスの記事です。

Rewilding’

オオカミなどの肉食獣を復活させることが自然を蘇らせるのだ、という内容の記事です。

https://www.nytimes.com/2018/03/16/science/rewilding-carnivores-wolves.html


下手な日本語訳ですが・・・

Rewilding’ Missing Carnivores May Help Restore Some Landscapes

 

 

 

もしあなたが幸運なら、イエローストン国立公園でハイイロオオカミを発見することができます。しかし、1世紀前、そこでは見つけることができませんでした。毒と密猟がこの威厳のあるイヌ科動物を、カナダからメキシコまで広がる故地のほとんどから消してしまった。

 

 

 

そして再び野生化が始まった。

 

 

 

イエローストンとアイダホに1990年代に再導入されて以来、ハイイロオオカミは北部ロッキーの一部をうまく再生した。

 

彼らが戻ってきた場所では、オオカミは爆発的に増えて谷を不毛にしたシカやエルクの頭数を抑えた。樹木や灌木の戻ってくるのを助けた。鳥やビーバー、ダムに生きる動物も同様に戻ってきた。オオカミはコヨーテも食べ、その獲物も解放した。クマと猛禽も腐肉を求めて戻り、多くの樹木が浸食を抑え、川の流れの混乱がおさまって水たまりが形成されて新たな生息地になった。

 

 

 

「彼らの生息数が減少し、危機に瀕している同じ時に大型肉食獣が示した効果には脱帽だ」

 

とオレゴン州立大学の生態学者ウィリアム・リップルは言った。彼はもし肉食獣の再野生化、あるいは失われた地に戻ってくることがあれば、生態上の自然の恵みがついてくることを発見した。

 

 

 

しかし、常にというわけではない。肉食獣の再導入の半分は失敗する。再野生化がうまくいくかどうかを理解することが、うまくいかせるためには重要である。

 

 

 

オオカミに加えて、ライオンとトラとクマ、そして21の陸上大型肉食獣がこの惑星にはいる。そのほとんどが絶滅したり、生息数を減らし、脅威にさらされている。

 

近年になり、科学者と保護活動家は、再野生化がハイイロオオカミに見られるような生態学上の利益をもたらすこと望むようになってきた。

 

 

 

だからリップル博士と彼の研究室にいる研究者クリストワファー・ウルフは、大型肉食獣が消えた地球上の自然保護区のデータベースから再野生化の可能性ある地域を何百と分析した。彼らは人間の影響の小さい場所、動物が安全に移動できる、獲物がいて緩衝地帯がある広い場所を絞り込んだ。彼らの分析では、再野生化に適した130の地域があり、さらに15の地域は人間の活動が少なく、保護を考慮するべきであることがわかった。彼らの結果は、ロイヤル・ソサエティ・オープンサイエンスに水曜日に掲載されたが、適切な注意と配慮をもってすれば、これらの肉食獣の生存と再野生化プログラムは失われた生態系を世界中に復元することを保証することができると示唆している。

 

 

 

しかし、それは地図にその点を書きこめばよいほどには簡単ではない。

 

 

 

彼らの報告は、再野生化がうまくいくであろう二つの具体的な再導入地域を示している。一つは、ワシントン州オリンピック国立公園へのハイイロオオカミの導入は可能性があると、そしてかつては赤オオカミが闊歩していたサウスイースト、エバーグレイズ国立公園である。これらの場所は、繁殖と成長のためのスペースがあり、獲物と人間がともに寛容になれるからである。

 

 

 

しかし、他の多くの立地では、特に発展途上国では、人々はまだ動物をブッシュミートとして食べたり、伝統的な薬として使っていたり、ということがある。フェンスが生息地を分断する。人間は獲物で競合し、彼らの命や農業や畜産を脅かす肉食獣を殺す。回廊は必ずしも安全ではない。これらの場所は、研究者が地球上では実は何が起きているのかをさらに調べる道標として役に立つのかもしれない。

 

 

 

最も大きなハードルは、人間が大型肉食獣を保護する努力を支え、その周辺で生きようという意志にあることがわかってくるだろうとトーマス・ニューサムは言う。彼はシドニー大学で人間と捕食者の関係を研究する生態学者であり、今まではこの研究に関わっていなかった。

 

それが初期の再導入地域で多くの大型肉食獣を殺してきた活動を止める努力を支援したことを指す。そしたハイイロオオカミでさえも、それは容易ではなかった。一部の人はそれを望まず、一方はイエローストンやアラスカの境界の外でオオカミを狩っていた。

 

 

 

おそらく、解決策は人間が自然の世界にいることが何を意味するのかをもう一度考えることだろう、と人間の自然観を研究してきた文化人類学者ライラ・アデルライムは言う。私たちは、支配者としてではなく、環境のパートナーとしての役割や、生態系の機能を維持するための役割を認識しなければならない、と彼女は言った。

 

 

 

再野生化はすべての種の問題である生態系(ECOSYSTEM)を護ることが重要な流れになってくるだろう、とリップル博士は言った。「人間はまさに自然のなかでの相互関係こそがすべてだということを理解しつつあるんだ」

  

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