ヤクシカの生息密度管理 環境審、県に計画答申へ
(2012 03/15 17:03)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39118&sp=1
鹿児島県環境審議会は14日、鳥獣部会を開き、屋久島の生態系保全に向けて、初
めてヤクシカ18 件を対象とした特定鳥獣保護管理計画(2012~16年度)など
諮問案6件を原案通り答申すべきと決めた。増加したヤクシカの生息密度を管理す
る。県は答申を受け、4月から実施する。
管理計画は屋久島を6ブロックに分け、生息密度の暫定目標値を北、西部は1平
方キロメートル当たり20頭に、南、南東部は同10頭に設定して個体を捕獲。目標
値は生態系の回復を検証しながら変更する。
南日本新聞
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生息密度を減らして、10頭、20頭にする暫定目標値ということは、現状それよりも多いということになります。
「オオカミを放つ」に掲載の論文によれば、
平方キロメートルあたり10頭では
・日光 ミヤコザサの小型化、ミズナラ・ウラジロモミの剥皮が発生
・紀伊半島大台ケ原では、トウヒ・ウラジロモミの剥皮発生
平方キロメートルあたり20頭では
・日光 ミズナラ・ウラジロモミの枯死
・金華山 シバ・ススキ群落の成立(つまり他の樹木が後退した)
さらに平方キロメートルあたり30頭になると
・北海道中島(洞爺湖) 双子葉草本の消失
・神奈川丹沢 スズタケ群落の退行、剥皮の増加
・長崎県対馬 地表植被の減少
ということがおきています。(須田p31)
暫定ということですから、最初のステップだとは思いますが、その程度の目標で大丈夫でしょうか。
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