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2013年5月12日 (日)

ハウリングツアー~オオカミの遠吠えを聞く

アメリカやカナダのオオカミが多い地域では、Howling Surveyというのをやっているんだそうです。調査のため、調査員がハウリングをして反応を待つのですが、ハウリングの反応でその群れの子どもの数を調べられます。
カナダのAlgonquin Parkでは、その調査を教育ツアーとして体験させる企画にしています。一種のエコツアーです。
アウトドアステージに集まった観客にまず解説し、車で調査地に移動します。この車の数たるや、車の行列です。
この回は、ハウリングの反応は不発だったようですが、観光客はおとなしく帰っていきますね。みんなオオカミの姿が見えなくても満足して帰るそうです。



...以前「オオカミが戻ってくれば観光資源になる」と、ある県の県会議員いうと、「オオカミが戻っても、見られないんでしょ?観光にならないじゃないですか」と聞き返されました。そのときは、「研究者が集まるようになって、来県する人の知的レベルが上がりますよ」と答えましたが、このハウリングツアーなら確かに観光資源です。
アルゴンキンでは、今までの合計12万6千人が既に体験しているそうです。


http://www.youtube.com/embed/tq41ZU35Z60



2012年11月25日 (日)

冬の美ヶ原高原はシカ牧場のようだった

そろそろ長野県の山は雪景色でしょうか。

美ヶ原は、高山植物が咲きほこる季節に劣らず雪に覆われる季節もまた気持ちのよい高原で、スノートレッキングにも最適です。

ところが、です。私が正月休みを利用して訪れたときに愕然としたのが、雪の上に残るシカの糞でした。ガイドの話では、夏の高山植物も花が盛りになり、観光客が訪れる直前にはシカが残らず花を食べてしまい、花の観賞では観光ができなくなっているということでしたが、冬も登ってきている証拠が糞でした。

さらにこんな動画を見つけました。

冬の美ヶ原に登ってきているシカの群れです。


[冬の美ヶ原高原はまるで鹿牧場のようだった]

https://www.youtube.com/watch?v=_6iF6mX73IU&feature=related

これでは、森はたまったものではありません。



ここにオオカミがいたら、と想像してみます。



オオカミは、シカを追い掛け回し、弱い個体を見つけて襲い、エサとします。

Wolf hunting elk - Yellowstone - BBC

https://www.youtube.com/watch?v=bfGP4Xbme3o


(アメリカ・イエローストーン国立公園)




シカは、オオカミの登場により、警戒心を強め、オオカミに襲われても逃げやすい場所を選んで退避します。草原の真ん中でゆうゆうと草を食べるゆとり時間は少なくなります。


Lupi a caccia di cervi nell'innevato Parco Nazionale d'Abruzzo (feb 2012)

http://www.youtube.com/watch?v=8MZTg9Ycj2w&feature=related


(イタリア・アブルッツォ国立公園)


常に警戒し、オオカミに走らされて、繁殖率が下がり、美ヶ原高原でゆうゆうとエサを食べる大群は減り、高山植物は復活するはずです。